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濱田酒造株式会社
歴史の町「市来町」
鹿児島市内から車で国道3号線を約1時間ほど北上したところにある市来町。
東シナ海に面した海岸線は日本三大砂丘の一つ吹上浜砂丘の一部をなしており、遠く水平線に落ちていく夕日が美しい街である。また約200年前に起源をもつ「祇園祭」や国指定重要無形民俗文化財でおよそ400年の歴史をもつ「七夕踊」など伝統芸能が今でも続いている。
市来町の特産品はポンカンやレイシ、そして焼酎である。昭和20年から30年代に市来焼酎というブランド焼酎を確立させたこともある市来町には現在6つの造り酒屋が軒を連ねている。人口約8000人の市来町に造り酒屋が多いのは、さつま芋が採れるという環境だけでなく、数年前に鹿児島県で一番きれいな川に選ばれたこともある八房川が流れ、町水の99%が井戸水という水の良さがあるからだ。好条件の整った市来町には江戸時代から創業している造り酒屋があるほど焼酎造りの歴史のある町である。
串木野産第一号本格焼酎「海童」
個人で焼酎造りが許されていた時代、創業者 濱田伝兵衛は「油屋 濱田伝兵衛」として油を造り売っていた傍ら個人で焼酎を造っていた。評判の良かった焼酎造りを本業にしたのは明治元年。以来130年以上同じ場所で焼酎を造り続けているわけだが、区画整備を機に2000年5月、串木野市に最新鋭の機械を装備した工場を新設。大型の麹製造機や、貯酒タンク、樫樽貯蔵庫、出荷待ちの製品倉庫などが建ち並ぶ。過去のデータを元にプログラムされたコンピュータによって全てがオートメーション化、年間およそ700万本を製造している。
焼酎ができる工程を機械が行う様は圧巻。焼酎造りがこれほどまでに進んでいるものかと驚かされてしまうが、これも今までに培ってきた経験の賜物だ。全てがオートメーション化されているとはいえ、製品の検査や管理はやはり人が行っており、均一した仕上がりになっている。串木野市の工場で製造されている銘柄は、以前から人気の根強い本格芋焼酎「薩摩富士(さつまふじ)」や県外向けの本格麦焼酎「隠し蔵(かくしぐら)」など数多くあるが、串木野産第一号の本格焼酎として製造した新銘柄の本格芋焼酎「海童(かいどう)」もその一つ。平成13年度鹿児島県本格焼酎鑑評会において最高賞「総裁賞」代表受賞するなど濱田酒造代表銘柄の一つとなる。「海童」はオートメーション化によって外気にふれず雑菌を排除した徹底した造りでピュアな仕上がりになっているという。
「伝」は伝兵衛の「伝」、伝統を伝承する「伝」
一方、創業当時から変わらぬ場所市来町では、2000年10月に「焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛」として新しくスタート。焼酎の歴史的な伝統や背景を残し伝えていくために、昔ながらの伝統的な製法、かめ仕込み・木樽蒸留による手造りの焼酎造りを行っている。メインとなる焼酎は長期に渡りかめ壷にて貯蔵した本格焼酎「兼重(かねしげ)」や創業者 濱田伝兵衛の名を受け継ぐ本格芋焼酎「伝(でん)」。
特に「伝」は清酒造りの技術がないと難しいとされる黄麹を使った焼酎だ。清酒は黄麹を使っており、日本酒から派生した焼酎はもともと黄麹で造られていたという。その後大正時代に入り黒麹を使い、現在の主流になっている白麹は戦後になってからだ。およそ100年もの間使われていなかった黄麹だが、伝統を残していくための「焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛」では、あえてその黄麹を使った焼酎造りにこだわりをもったのである。結果、平成13年度鹿児島県本格焼酎鑑評会「総裁賞」受賞をはじめ、平成13年度新ふるさと特産品コンクール「優秀賞」など数々の受賞を受けている。
課題は「微生物達といかにうまく付き合えるか」
この「薩州濱田屋伝兵衛」の焼酎造りを担う杜氏は、昭和46年生まれの西村富郎氏。入社した頃上司が話した「焼酎造りの原点は酒造りが原点だよね」という言葉が印象的で酒造りに心をひかれていった。愛知や群馬の酒蔵に3年、広島の国税局醸造研究所(現独立行政法人酒類総合研究所)に1年、清酒や焼酎だけなくビールやワインなどの酒造りの勉強をして帰ってきたそうだ。「焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛」の設計やレイアウトも西村氏の考案によるもの。
子供の頃から動物とふれあう環境に育ち、将来は生物を扱う仕事がしたかったそうだが、今は麹菌という微生物と向き合うことでその目的を果たしている。西村氏の課題は「人と違う角度で焼酎を見ることが出来たら」ということ。「その発見を焼酎造りに生かしていきたい」というのだ。「人と違う角度」とは、どうやってうまい酒や焼酎を造るのかではなく、うまい酒や焼酎を造ってくれる微生物達といかにうまく付き合えるかなのだ。目標は、伝統的な古いものを勉強しながらも新しいものを造り出すこと。「おもしろいものがあるんですよ」とだけ笑顔で教えてくれた西村氏。「焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛」から生み出される今後の新銘柄の焼酎が楽しみだ。
濱田酒造が目指すもの
濱田酒造が今後目指しているものは二つ。一つは経済的なお酒としての焼酎を広く普及させること。もう一つは伝統的なお酒としての焼酎の文化性を残し伝えること。それぞれを具体化したものが、量産によりコストを押さえ広く普及させる可能性のある串木野市の工場であり、量産は出来ないが伝統を受け継ぎこだわりをもって付加価値の高いものを造り出す市来町の「焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛」である。更に大切なのは、どちらか一方に力を入れるのではなく、この二つを両立させながらそれぞれを追求していくことだという。「焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛」大番頭原口氏の言葉を借りると「どちらとも本物」だからだ。
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濱田酒造株式会社
住所:鹿児島県串木野市西薩町17-7
TEL:0996-33-5252
URL:
http://www.hamadasyuzou.co.jp/
備考:工場見学可
焼酎蔵 薩州濱田屋伝兵衛
住所:鹿児島県日置郡市来町湊町3030
TEL:0996-36-3131
営業時間:9:00〜17:00
休蔵日:年始
備考:蔵見学可(無料)